重要なお知らせ
当院の診療補助部リハビリテーション科は医療から介護へ継ぎ目のないリハビリテーション(シームレスリハビリテーション)を提供することを目標に平成20年5月度にリニューアルしました。
慢性期から生活期のリハビリテーションでは病気やケガ・加齢などで障害を持ちながらも、住み慣れた地域の中で患者様やご家族が心身ともに主体的で活動的な生活を送ることができるよう支援することが求められます。
当院では患者様とご家族の個別性を尊重した機能回復・維持運動や代替機能獲得練習はもちろんのこと、環境の整備や社会的資源の活用を行うことで地域の中で患者様とご家族が有意義に生活できるよう支援してまいります。
理学療法とは病気やケガなどによって機能が低下したり障害を負った人に対し、運動や電気刺激などの物理的手段を用いて、機能回復・維持を図ることをいいます。
具体的には起き上がり・立ち上がり・歩行などの基本動作の再獲得を目指します。
当院では患者様の状態や生活歴、患者様を取り巻く環境などから全体像をつかみ適切な治療方法・目標を設定し理学療法介入を進めています。
作業療法とは身体や心に障害ある方に対し、作業活動を用いて実際の生活に結びついた家庭内外での活動が再び行えるよう援助を図ることをいいます。
用いる作業活動は食事・着替え・入浴・トイレ・整容などの実用的な日常生活動作、仕事や学業など社会から要請される生産・役割活動、遊びや捜索などの趣味・余暇活動など「人間に関わる全ての諸活動」です。
当院では患者様の個別性に合わせた作業活動を治療や援助もしくは指導の手段として提供しています。
患者様が来院されると、医師による診察が行われます。診察での情報を基にリハビリテーション処方(処方箋)が出されます。リハビリテーション処方箋が出されると担当となる理学療法士・作業療法士などが決定します。
担当の理学療法士・作業療法士などにより検査・測定が実施され、患者様の個別性などと合わせて評価が行われます。
各部門の評価結果を持ち寄りケース・カンファレンス(症例検討会)が開かれます。
ケース・カンファレンスでリハビリテーション・チーム全体としての治療方針の決定がなされます。この方針に基づいて治療計画や治療プログラムが作成され、治療が開始されます。
ケース・カンファレンスは1~3ヶ月ごとに行われ機能状態や状況の変化に応じて治療計画やプログラムの再検討が行われます。再検討の際にはご家族の状況なども再確認させて頂き、今後の取り組みの参考にさせて頂いております。
また必要に応じ、ご家族に対して理学療法士、作業療法士から介助法の指導などをさせて頂いております。
目標が達成した段階で退院となります。入院期間は患者様の機能状態や家庭・社会環境を十分に考慮した上で決定させて頂いております。
理学療法士・作業療法士などリハビリテーション専門職の知識技術向上のため、研究・研修活動にも力を入れております。
診療科目 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | |
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午前 | 内科 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
認知症外来 | ○※1 | ||||||
糖尿病外来 | ○※2 | ||||||
整形外科 | ○ | ||||||
午後 | |||||||
皮膚科 | ○ | ||||||
整形外科 | ○ | ||||||
認知症外来 | |||||||
糖尿病外来 | ○※2 | ||||||
特殊外来 | ○※1 |
※1 予約制となります。
※2 第1・第3土曜日のみ予約制